9月1日「関東大震災」が発生してから10年目にあたる日です。
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
当社では今、富士市中央町で「性能向上リノベーション」工事をしています。
今日は9月1日「関東大震災」が発生してから10年目にあたる日です。
自分も特別、関東大震災への知識などは無いですが、耐震診断や耐震工事を
しているので地震による家の大きな被害状況などは気になるところです。
新聞によると推定で死者、行方不明者は10万人以上。
日本の震災史上では一番、大きな被害があった地震らしいです。
ただ、自分が過去に体感したり、見た地震では2014年の長野神城断層地震
の印象が強く残っています。
地震が起きた二日目ぐらいかな、確か連休になっていて建築をやる者として地震の状況を
この目で見たく現地に行きました。
過去、東日本大震災の5年後に現地の福島県に行きましたが、確かに津波の
傷跡は感じましたが、5年後となると復興がかなり進んでいたので、復興後の福島県に
未来への明るいものを感じました。
長野県に着くと、家々が倒壊していました。
そんな中で一軒一軒、家を見てみると、古い家が多く、屋根の重みなのか下部が潰れている
感じがわかりました。
今でこそ、耐震対策として家の設計時には構造計算をして、筋交いが必要と思いますが
当時の家はそのような対策はしていなかったのかな?と思います。
ただ古い家は倒れてますが比較的新しい家は新耐震基準の家なのか、
たいした被害なく建っていました。
そしてこの地震では地震よる死者はいなかったそうです。
新聞で見たところでは、地域の人が助け合ってお互いに救助しあったとか。
「白馬の奇跡」と呼ばれてるそうな。
この地震災害を見聞きして自分が家の耐震対策の重要性を目の前で感じた経験でした。
地震は起こらないにこした事はありません。
ただ、起こってしまう前に家の耐震上の備えをすることは大事ですね。
関東大震災から100年を迎えて今更ですが、そんな事を思います。