断熱リフォームが必要な理由、それは「家族が健康的に暮らすため」
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
当社では今、富士市中央町で「性能向上リノベーション」工事をしています。
断熱リフォームが必要な理由、それは「家族が健康的に暮らすため」
これまで私たちが住んできた家のままではいけないのか?
なぜいま高気密・高断熱のエコロジーな住まいが必要なのか?
以前にも書いたと思いますが、建築をしている自分が言うのも
なんなんですが、日本の過去の住宅は高断熱、高気密どころか
家の断熱材は入っていればOKのような感じでした。
当社は10年以上前より高断熱、 除湿を考えた高性能断熱材
「セルロースナノファイバー」を標準採用してオーナー様たちに好評を得てました。
最近では断熱リフォーム、リノベーションは、健康に暮らす為にはとても大事だと思います。
日本の家は寒い! 冬の朝でも室温18℃以上の住まいがおすすめ。
いま日本では国を挙げて、「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けた取り組みを進めています。
カーボンニュートラルとは、地球規模の課題である気候変動の解決に向け、
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること。日本の住宅分野でも、
家庭で消費するエネルギーを太陽光発電などでまかなえる量に抑えるゼロエネルギーハウス(ZEH/ゼッチ)を
目標に、建物の高気密・高断熱化が進められています。
実際に2018年、WHO(世界保健機関)では住宅と健康に関するガイドラインを発表し、
冬季の室温は18℃以上であること、子どもや高齢者についてはこれ以上に暖かい環境で
あるべきということを勧告しています。
暖かいリビングから気温の低い脱衣所に移動して服を脱ぎ、寒い浴室で熱い湯船に浸かる、
といった温度の急な変化は、「ヒートショック」と呼ばれる血圧の急変を招き、意識をなくして浴槽で
おぼれてしまうといった事態を引き起こす危険性も知られるようになりました。
当社の過去のオーナー様が耐震を含めた、オール断熱リノベーションをされたきっかけが、
何年か前にお父様が家のお風呂でヒートショックで倒れたことだとおっしゃった事がありました。
家の断熱環境の人への影響は、意外と身近にあるんだな。と考えさせられました。
断熱工事は冬の朝でも18℃未満にならないよう保つことが重要です。
健康で快適な暮らしのためにも、断熱リフォーム、リノベーションはおすすめです。