解体工事について書きます。
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
当社では今、富士市中央町で「性能向上リノベーション」工事をしています。
今回のお話は、少し振り返り工事にもなりますが、解体工事について書きます。
家の解体工事は、その後のリノベ、リフォーム工事の目的や内容によって関わってきます。
書き忘れましたが、当社はリノベーション、性能向上リノベーションとも言いますが
リノベーション工事とは家の性能、特に耐震性能、断熱性能など、主に
家の性能に係る工事を指します。
リフォーム工事とは主に家の特に内部の設備などの修理やメンテナンス。
例えばお風呂をユニットバスに変える、キッチンを新しく変える、壁紙や床材が
劣化したり色が褪せたりしたので、新しく張り替える。
家族が増えたので、お部屋の間取りを変える、増やす。
外壁や屋根など劣化したり色褪せしたのでの塗装をし直す、などをする場合
に言います。
リフォーム・リノベーションの中には当然、工事の内容に共通点があり、工事が
同時進行する場合があります。
性能向上リノベーションの為に工事を始め、仕上げに入ったときはユニットバス工事や
新しいキッチン設置をしていく工事など。仕上げは壁紙を貼ったり、床材でフローリング等
を貼っていき、仕上げます。
ただ、工事が終了後、家の耐震性が上がっている、断熱工事が完了してお部屋の温度環境が
快適になった、など、これらが工事前の設計時にしっかり、耐震診断、耐震計画をして
断熱に関してはしっかり断熱計算をして、その計算に適した断熱材を使用して工事する等
お施主様の希望する、生活をしていくあたり、価値ある性能値をしっかり出す目的かどうか?で、
工事の内容が性能向上リノベーション、なのか、リフォームなのかの違いがあります。
今回、ご紹介する「富士中央町の家」は、工事の目的が、家の性能値を上げることなので
耐震性能や断熱性能を上げるための工事をしていきます。
そして、この性能値を担保するために「長期優良化リフォーム」へ申請を上げ、採択しました。
この申請が通れば家の性能値に国のお墨付きが付いたと言えると思います。
解体前
解体後
この工事の目的が決まったところで、まずは家の解体工事をしました。
家の構造をスケルトン状態、家の骨組みにまで解体することによって、家の耐震性を上げるために
一から構造補強をするためです。
今回は間取り変更するために、既存の家の部分をまず解体しました。
この解体は家の出っ張りをなくし、駐車スペースを取るためです。