ブログBlog

2024.11.17

中古+リノベーションの進め方

こんにちはアスカ工務店 遠藤です。

 

中古+リノベーションの進め方

 

新築注文住宅は高くて手が出ない。かと言っても建売住宅ではいま一つ満足できそうにない。
家づくりを始める時、こんな事を思ったしたことありませんか?

 

理想の家づくりを諦めたくない方の第3の選択肢が中古+リノベーションです。
中古住宅を購入して思い通りのリノベーションを行う……言葉にすると簡単に見えますが、
取引の進め方にコツがあります。今回は中古+リノベーションの進め方についてご説明します。

 

 

まずは、ライフプランをすることです。

 

ライフプランをファイナンシャルプランナーにお願いして、ライフプランを行います。
そこで、知ることができるのは、ご自分たちがこれからご家族で生活するうえで
家づくりにかけられるお金の上限です。

 

よく、資金計画を先にする方がいらっしゃいますが、ライフプランと資金計画は基本的に
違い、資金計画は、個々のご家族の収入や借金など、今のお金の現状の流れから
銀行にあるローンの条件にはまるかどうかの話になりますが、ライフプランは
ご家族の収入や借り入れなどの話も大事ですが、ご家族のこれからの生活。
お子さんの教育費。どんな学校にいかしたいのか?塾はどんな塾。
車は何年に一度乗り換える?など、ご家族の生活に寄り添う形で、将来に使える
お金の金額を計算します。

 

ライフプランを行った上で把握しておきたい金額が、借り入れ可能限度額です。
その後、資金計画、ローンの借り入れ審査などを実施して、お金の借り入れを
より、具体的にしていきます。

 

予算の検討は中古住宅の選別、リノベーションに掛かりそうな費用などを
綿密に行うことが大切です。

 

 

物件探し

 

不動産会社に希望条件を伝えて探してもらうのも良いのですが、まずは、ポータルサイトで
簡単に物件情報を得ることができるので、ご自身でも物件探しを行うことをお勧めします。

 

その後、この物件どうかな?という物が見つかったら、相談できる工務店や設計士さんに
物件を見てもらったり、リノベーションの見積をしてもらえれば、より具体的に
進めることができると思います。

 

 

インスペクション

 

工務店や設計士さんに見てもらうと何がわかるかというと、中古住宅にもし、不具合、例えば
シロアリ被害や雨漏り被害があった場合に、それを見つけてもらえます。
見つける方法とは、インスペクション 建物状況調査といいますが、家の内観、外観は
もちろんですが、床下や屋根裏に潜って確認してもらえます。

 

もし、この家を買った場合、それらの修繕金額も把握する事も出来ます。

 

中古住宅を検討する際に気になるのが建物の劣化状況です。先程も書きましたが
建築に詳しい方でないと非破壊目視で劣化している箇所を見つけるのは難しいです。
素人目線では気が付かない問題点や劣化箇所の修繕についてアドバイスを求めることができます。

 

そして、中古+リノベーションを検討する場合に大切なのは、買付申し込みの前に
リフォーム予算を含めた資金計画を確認することです。

 

もし買付申し込みの段階でリフォームの内容が決まっていなかったり、リノベーションの
見積りをしていなかったりすると、物件購入の話だけが先行して進んでしまい、
予算オーバーで希望するリフォームが実施できなかったという状況に陥ってしまう恐れがあります。

 

中古住宅を買う場合、特に人気土地の場合、ある意味、早い者勝ちになってしまう場合も
ありますので、この物件を買おうと思った時には、どうしても早め、早めの対応に
なってしまいがちです。

 

そのため、このスピード感になっても大丈夫な対策、先程書いたように、建築のプロによる
物件下見、インスペクション、状況把握、構造的なプランニング、概算の見積等を
素早く出来る、建築のプロとの関係も必要です。

 

中古+リノベーションのポイントは、取引の初期段階で不動産取引にも建築にも詳しい
工務店や設計士をを見つけることです。

 

不動産とリフォームを切り分けて別の事業者に任せようとすると、それぞれの事業者の
調整が非常に大変なので、不動産もリフォームもどちらも任せられる人を見つけることが大切です。

 

単なるリフォームではなく、中古+リノベーションの実績のある事業者を選ぶことが大切ですが、
ホームページなどではわからないことが多いので、積極的に事業者に問い合わせを行って、
信頼できそうな事業者探しを行うことが大切です。

 

また、戸建てを検討する場合は、建築士事務所登録を行っている事業者を選ぶことも
ポイントになります。(補助金などが利用できなくなる場合があります)

 

冒頭にも記載しましたが中古+リノベーションは、理想の家造りを行う新しい選択肢です。
業界ではリノベーションの言葉だけが先行している感が否めないので、まずは様々な事業者に
コンタクトを取って、説明を聞くところから始めることをお勧めします。

 

当社は、建築士事務所のある工務店です。
リノベーション経験もあります。もし、性能向上リノベーションで家づくりを

希望されているようでしたらぜひ、お問い合わせください。

 

 

インスペクション 資格書

最新の記事

  • 2024.12.09

  • 2024.12.08

  • 2024.12.06

アーカイブ