こんにちは、アスカ工務店の遠藤です。

皆さんは、土地や中古住宅を買おうと思ったらまず何から始めますか？

まずはポータルサイトで土地や中古住宅の物件を探し、気になる物件を見つけたら不動産会社へコンタクトを取って、実際に物件を見に行く。
そんな流れかと思います。

そして物件が気に入ったら買付申込を入れて、売買契約を締結、住宅ローンの本審査を行います。
もちろん、土地のみの場合ですと新築の工事代金、中古住宅ですとリノベーションかリフォームの工事代金をプラスします。

これは一般的な不動産の物件購入の流れですが、物件先行の購入では少し気になる点と危険を感じます。

銀行の本審査の結果は、お客様にその物件代金を支払う能力があるかだけを判定するので、ご自身にとってそれが最適な購入金額なのかどうかの検討ができないからです。

各ご家庭には色々な生活があり、様々な想いもあります。
収入の違いももちろんですが、お子様の人数や、どんな教育を受けさせるか。
当然、月々の出費や所有している車の台数、ローン状況や加入している各種保険状況など、それぞれ事情があります。

先述したような「購入できるかどうかだけ」の判断は非常に危険です。

最近では、50年ローンの話を耳にします。
ローンが50年間？想像だけでも恐ろしいですが、もし30歳で住宅ローンを組んで定年を60歳で迎えた場合、まだ20年間ローンが続きます。
年金払いだけではきついでしょうし、ゆったりとした老後にはならないと思います。

50年ローンの例は極端かもしれませんが、住宅購入で必要なのは買えるかどうかではなく、ご自身にとって最適な支払い額かどうかという考え方です。

家を買おうと決めたらまず初めにライフプランを。

毎日の生活のこと、お子様のこと、保険やローンなど毎月の出費、普段の生活を無理なくこなし楽しみも感じるためには、これらを考慮した無理のない住宅ローンを組む必要があります。

その最初の一歩がライフプランです。

当社の場合、専門の「ファイナンシャル・プランナー」が行います。

ライフプランに必要な書類をご用意していただき、お客様の暮らしの優先事項をお聞きし、無理のない家づくりに最適な総額を導き出します。

借り入れの総額を把握しておくことは非常に重要です。

では、このライフプランはいつ行えばいいのでしょうか？

それは、家づくりに取り掛かる前です。
もちろんその前に、ポータルサイトで土地や中古住宅を探されることは参考にもなりますし良いと思います。

ただ、家づくりの方向性が定まり住みたい地域なども決定している場合には、まずライフプランを実行し、家づくりの総額を知ったうえで進められた方がいいと思います。

先程も書きましたが、当社の場合ライフプランは専門のファイナンシャル・プランナーが行います。もちろん無料です。

ライフプランの結果によっては、家づくりの計画を変更することも考えられます。
当社はどんな状況でも、まず第一にお客様のご希望や状況に寄り添いご提案していきたいと思います。