2024.03.19
既存住宅の耐震改修工事の様子。
こんにちは、アスカ工務店の遠藤です。
耐震補強用の金物屋をビスなどでしっかり止めた後は、構造用合板
でもっと補強をかけます。
前回お伝えしたように、今回の耐震補強工事では木耐協さんの「かべつよし」という耐震補強材を使っています。
「かべつよし」は耐震金物、ビス、構造用合板と全て、オリジナルで考案されたものがセットされているので、施工もしやすいですね。
あとは、現場の寸法に合わせてカットしたりするだけですから。
オリジナルの補強金物をセットした後は、構造用合板を現場の寸法に合わせてカットし、専用のビスなどを使い固定しました。
構造用合板を貼った後は、仕上げの壁紙を貼るためのベニヤか石膏ボードを貼って大工さんの仕事は終わりになります。
仕上げは壁紙、クロスでの仕上げですね。
今回はお客様ご希望の壁紙を貼らせていただきました。
既存壁紙の雰囲気にも合い、柄の違いもお部屋のワンポイントとしていい感じに仕上がりました。
仕上がった後、富士宮市の都市整備部 建築住宅課 建築指導係の方々が、工事終了の確認と検査に来てくれました。
工事の内容については、当社で工事箇所、特に耐震に重要な金物やビスの施工状況、耐震パネルの施工状況など、全て写真等に記録しているので、それを富士宮市の建築住宅課 建築指導係に提出しています。
これにて、今回の既存住宅の耐震改修工事は終了となります。
お客様にはこれから、万が一大地震がきたとしても、安心して暮らしていただければと思います。