住宅業界情報メディア「新建ハウジング」に当社の記事が掲載されました。
こんにちは、アスカ工務店 遠藤です。
今日は嬉しいお話があります。
「新建ハウジング」という主に住宅関係の業者向け情報を発信しているメディアがあるのですが、その中で当社の記事が掲載されました。
記事の内容は、性能向上リノベーションを行ったこれから公開予定の「富士中央町の家」の完成現場についてです。
取材については以前このブログにて記述しましたが、今回はその際の取材内容を記事にまとめていただきました。
この「富士中央町の家」のモデルハウスは、中古住宅を当社で購入。
基礎、土台、柱、梁と、骨組みだけに解体し、一から劣化対策、断熱、耐震性能を向上させていき、新築と同様もしくはそれ以上の性能を持った家にしていくフルスケルトン工事を行いました。
中古住宅を性能向上リノベーションするメリットは、まずは建築費を抑えられること。
家の材料である構造の部分、コンクリートでできている基礎や家の骨組みである土台、柱、梁などの躯体部分は、家の材料費の中でも特に高額な部分です。
コロナ禍の最中、ウッドショックが起き木材が高騰する前から木造駆体は建築費の中でも高額でした。
そしてコンクリートで出来ている基礎部分も原材料高騰の為、近年値上がりしつつあります。
家をスケルトンにする工事にも、もちろん必要な工事費が発生します。
しかし前記した構造躯体に比べれば少なく抑えられるでしょう。
「富士中央町の家」では、スケルトン状態にした家の性能を向上させる為に、計算された断熱材を設置し気密工事をしていきました。
耐震に関しては、構造評点1.5以上、耐震等級3相当にまで強化しました。
そして、中古住宅リノベーションには建築的メリットの他に不動産的メリットもあります。
これはタイミングにもよりますが、一般的に家を新築する場合、更地が必要になります。
でも、更地というのは交通や生活の便の良い街中で探してみるとなかなか見つかりません。
中古住宅を使う性能向上リノベーションなら、更地ではなく中古住宅から探していくので、街中でも見つけやすいと思います。
見つかった中古住宅をまずは検査(インスペクション)し、状態を確認しながら選択していく。
こんな方法で家づくりを考えていけば、家の価格が高騰中にあれど自分たちが欲しい理想の家が手に入るかもしれません。
当社の「富士中央町の家」はそんな家づくりの方法やスケルトン工事の内容、性能向上工事のことなどをアピールし、皆様に知っていただくために造られました。
新建ハウジングさんの記事では、その辺りも大変分かり易く解説してくれています。
建てたい場所に土地が見つからなかったり、建築費の高騰によって新築を迷われている、これから家づくり・家探しをされるご家族にとって、この「富士中央町の家」のモデルハウスが参考になれば幸いです。