先日ちょっと気になるニュースを見ました。
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
当社では今、富士市中央町で「性能向上リノベーション」工事をしています。
もうすぐ完成です。
先日ちょっと気になるニュースを見ました。
「訪問介護220カ所廃止や休止に、現実になってきた〝ヘルパーが来ない未来〟」
https://www.47news.jp/9896777.html
人手不足で訪問介護施設が相次いで廃止や休止になっているという内容です。
介護業界の人手不足は業界が抱える賃金などの問題もあると思いますが、根底にあるのは人口減少です。
介護施設など、まだまだ人がやらなければ成り立たない仕事では、働き手がいない街ではサービス提供もままならいようです。
ご存じのように日本は少子高齢社会に突入しています。
高齢者の割合が高く、本来であれば利用者が多いと事業性が見込めるという判断になるのですが、それでも事業が成り立たず廃止に追い込まれているのは、少しショッキングなニュースでした。
確かにこのニュースは限られた地域の話ではありますが、事業を維持するだけの人口が保てなくなると、スーパーなどの商店は閉店を余儀なくなくされ、コンビニは撤退し、病院も経営が維持できずということになるかもしれません。
確かに「今は車社会だから」「車があれば大丈夫」という考えもありますが
車がなければ生活に困るということになります。
高齢ドライバーの自動車事故のニュースも伝えられますが
じゃあ、運転できなくなったらバスやタクシーを利用するから、と言っても先ほどの訪問介護と同じで働き手がいなければタクシー利用も難しいかもしれません。
前置きが長くなりましたが、要はこれから家を建てる、家を買うことを考えた場合、やはり立地が大事かなと思います。
確かに街から離れた郊外は、景色が良かったり、周りに住宅が少ないため気兼ねなく生活できたり。
でも家を買ってから30年後40年後、高齢になってから運転もおぼつかなくなり、買い物も大変になったとき、これから街の高齢者施設に入ろうと思った場合、その資金用に家を売ろうと思っても、立地の良くない場所では簡単には売れないかもしれません。
なのでこれから家を建てよう、家を買おうと思った場合は立地も考えた家探しも必要です。
確かに街中の家は価格が高くなるという問題もございます。
しかしご家族の将来を考えるなら、しっかりとライフプランを立て、家の性能から考えた省エネ計画を立て、日々の生活に影響が出ないことを確認しつつ、立地まで考えた家探しをすることは大事だと思います。