
こんにちはアスカ工務店 遠藤です。
以前にもこのブログでも書きましたが、先日ですが、当社のオーナー様より、
ご連絡があり、奥様の親の実家を処分をご依頼されました。
ご実家があるのは、静岡市清水区。町中の交通の便の良い所で、販売するには
有利な場所かなと思いました。
その際、聞いたのは、ご実家にはすでに、空家状態で、ご両親は富士市の
オーナー様宅にいっしょに住んでいると言うことでした。
思い返しますと、このオーナー様と家のプランニングの際、2世帯住宅として
プランニングしました。
オーナー様に聞きましたら将来、奥様のご両親と同居されるというお話でした。
あれから12年、家を建てられてからしばらくは、ご両親と同居されていなかったので
かなり将来の計画性のあるプランニングだったのかなと思います。
そんなこともありましたが、もし親と同居される場合の家のポイントを
書こうと思います。
ただ、ご自分たちの年齢と親の年齢によって変わる場合もあるので、あくまでも
参考程度で。
いずれは親の介護やご自身の老後を考えた住まいを検討する方も多いと思います。
そして自分自身も高齢者になります。
親の介護の為、同居を考える時が来るかもしれません。
そのようなときの為、親の介護やご自身の老後を見据えた住まい探しのヒントを
調べてみたいと思います。
設計の段階からバリアフリー構造を考慮する。
年老いた親と同居する場合は、高齢者が住みやすく、自発的に動ける家にするために、
基本、バリアフリー構造を考慮することが大切です。
水回りのヒートショックを予防する為、断熱性を高める。
生活リズムの違いを考慮し、間取りや導線を工夫する。
また、同居をうまく行うには、次のようなポイントも考慮しましょう。
親が納得して同居を受け入れていること。
生活リズムの違いを解決し、ストレスを軽減する。
同居以外の選択肢を残しておくこと。
金銭面のトラブルが起こりやすいため、生活費の支払いなどお互いが負担する範囲を明確にしておく
事前にルールを決めて干渉しすぎない。
高齢の親と同居するメリットとしては、次のようなものがあります。
高齢になった親世帯に目が行き届きやすい。
健康状態を把握しやすい。
家事・育児を分担できる。
高齢者にとって暮らしにくいエリアとは?
こちらは、住んだときには、もう決まっていることですが。
移動や買い物などの交通の利便性が低い。
高齢者が暮らしやすいエリアを考える上で、移動や買い物の利便性は重視すべき項目の一つです。
バスや電車、タクシーなどの公共交通機関が充実していれば、日々の買い物や通院にも便利でしょう。
今は自動車で移動しているという場合も、将来的に運転が難しくなることを考慮すると、
公共交通機関の利用と徒歩で生活できる街を選ぶことが暮らしやすいのではないでしょうか。
当社のオーナー様の場合、住まわれている地域的には、富士市の中でも町中で、ショッピングや
銀行等は歩いて行けるので、問題なかったです。
医療機関が遠い、福祉サービスが充実していない.
高齢になると、けがや疾患のリスクが若い時よりも高くなります。
体調を崩した時やけがをした時などにすぐ受診できる診療所や大きな病気やけがに
備えるための大学病院や総合病院などが近くにあるかどうか確認しておきましょう。
また、加齢により体に不調が出てきた場合に備え、デイサービスセンターや
介護支援事業所などが近くにあるかどうかもチェックしておくことをおすすめします。
医療や福祉サービスは、地方自治体によって制度に違いがあります。
手厚い支援を受けられる街を探すことも大切です。
また、特に寒い時期、暑い時期は「家の断熱性」が大切で、断熱がしっかりしている家は
住まい手の健康に良い影響を与えることが分かっています。
当社の場合は、このオーナー様が建てれた時より、家の断熱性には力を入れていました。
いずれにせよ、ご両親にとっては、息子さん、娘さん家族と住むことは、第二の人生に
なります。
楽しく、快適な生活を送っていただきたいです。