こんにちはアスカ工務店 遠藤です。
先日ですが、東京にて、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)さんの
定期総会に参加しました。
今回の定期総会は、来年4月の建築基準法の改定に関する、全体的な内容の解説や
注意事項などの解説でした。
今、現在では必要ではありませんが、建築基準法改正されると、今まで、法的に
必要なかった工事の範囲が広がり、手続きが必要になります。
まだまだ、必要工事の実績が伴わないので、これから迷いも生ずると思います。
会場では、国土交通省の担当の方などが、将来、必要になりうる
不必要になりうる、工事の内容についての解説をしてくれました。
自分としても一級建築士なので、このあたりの変化を工事に生かしつつ
お客様にもご提案したいと思います。
でも、このような少し複雑な内容は、実際に設計したり、工事したりしないと
分かりづらいですね。
お役人さんたちの説明の後は、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合の理事長さん
の小野さんより、丁度1年ほど前に発生した、能登半島地震や過去の熊本地震や
東日本大震災など、大地震への備えの必要性や、これらの地震から学んだ
耐震工事への生かし方なども、解説いただきました。
今、やはり能登半島や東北地方などからの地震発生ニュースを聞くと、日本中どこでも
常に耐震への備えは必要なのかなと思います。
特に、自分がいる静岡県は、東海地域で、南海トラフのラインのプレートの
出発点にもなっているので、万が一、南海トラフ地震が起きた場合、揺れからの被害も
そうですが、津波の心配などもあり、注意が必要です。
当社としてもこれからも、地域の方に耐震工事の必要性について訴えていこうと
思います。
総会の後はお決まりの希望者による、親睦会です。自分ももちろん参加しました。
先程、耐震への必要性を訴えていた小野理事長もお顔の表情を崩されて
気さくに元気よく、楽しそうにお話してくれました。
来年に入れば、又、木耐協の総会やセミナーが始まります。
当社も参加して、色々知識を教えてもらい、地域の耐震化に活かそうと思います。