こんにちは、アスカ工務店の遠藤です。

日本以外の先進国では、健康政策に住環境の条件が組み入れられ健康維持に適切な暖房基準が示されています。

「冬季室温18℃以上」

この基準がWHO（世界保健機構）が、健康的な住まいの為に強く勧告している世界的な物差しです。

以前、NHKのクローズアップ現代で、当社でも住宅の室内環境についてのセミナーに参加させていただいた東京大学の前準教授が出演され、室内の温度環境について日本の今の現状やこれから取り組むべき対策について解説されていました。

その中でやはり一番に重要なのは、室温。

日本の住宅の室温環境は、本当に悪い。

室温平均は、北側の北海道の方が冬季の室温対策が強化されているため高断熱、より西側の県の方が対策が低水準のため室温環境が良くないという話はデータなどで見たことがあります。

WHO（世界保健機構）の示す各国の断熱UA値をみても、日本と他の先進国とその差は歴然ですね。

日本では既存住宅はもちろん、これから増えていくであろう中古住宅を改装する性能向上リノベーション工事でも、耐震工事と併せて断熱工事もしっかり進めていく必要があります。

それが、住まわれるご家族の健康に直結するからです。