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2025.02.12

土地選びは 資産価値が高い物を選ばれることが大事だと思います。

こんにちはアスカ工務店 遠藤です。

 

最近、自分はお客様の土地探しの時に言ってますが、これからの土地選びは
出来れば資産価値が高い物を選ばれることが大事だと思います。

 

 

資産価値の高い高額商品を買えれば問題ないですが、別に極端に値段の高い物件を
選ぶ必要はありませんが簡単に言ってしまえば、地理的に町中で、スーパーなどの
ショッピングセンター銀行、役所、病院などに歩いて行ける場所。車でもあまり
時間をかけずに行ける場所。

 

1年前に当社にいらしていただいた、お若いお客様は、ネットで探された
富士市でも高台の昭和バブル期の分譲地に建てられた家のリノベーションを
希望していましたが今でもこの場所は、空家が多く、確かに極端に安い金額でしたが、
このままこの場所の空家化が進んでいけば、この若いご御夫婦の20年先30年先は
廻りは誰もいなくなるのではないかと思いました。

 

人が、いなくなって、住まなくなるなれば、土地の価値は下がります。
ということは、自分たちが高齢になって、例えば、施設に入りたいから家を売りたいと
思っても売れなくなってしまうと言うことです。

 

そして、最近、少し気になることですが、資産価値のための住宅購入、
子育てのための住宅購入の考え方が、少し変わってきてるような気がします。

 

少子高齢化による人口問題が原因なのですが、端的に言うと、
結婚する人も子供を産む人も減り続けているということになりませんでしょうか?

 

 

 

これまでは住宅購入と聞くと、3LDK~4LDKを思い浮かべる人が多かったと思いますが、
全体で見ると単身世帯の増加が著しく、家を買うならファミリータイプという考え方は、
もしかすると令和時代には変わるかもしれません。

 

少し脱線してしまいましたが、子育て時期に家を買って、子供が独立したら必要が、
あれば、売却して、住み替えれば良いというのが、一般的な意見だと思いますが、
其の為には、将来に関わる事があります。

 

それは後期高齢期における介護と相続です。

 

高齢者の資金問題がニュースになったことがありますが、後期高齢期を過ごすには
まとまった資産が必要です。
うまく資産形成出来た方は良いのですが、そうでない方は昨今の物価上昇も合わさって、
家計が苦しいというニュースも多く報道されています。
後期高齢期、特に介護にまとまった資金が必要になった場合に、持ち家の方は住宅を売却して
資金とすることが選択肢として挙げられますが、売ろうにも売れない家だった場合、
子供世代にも苦労をかけることになります。

住宅購入は将来の夢を描く楽しい作業です。

 

今回の資産価値の面を気にすると、人口問題は避けられない事実なので、
どうしてもシビアな検討が必要になり、積極的に検討したいと思える話題ではありません。

 

資産価値と聞くと、「価値が上がる」とか「儲かります」といった印象を受けるかもしれませんが、
大事なのは、長い人生における資産防衛としての「価値が下がりにくい家の買い方」です。

 

検討している物件やエリアにはどんなリスクが潜んでいるのか?
限られた予算でどういった物件を選択すればよいのか?買って終わりではなく、
ライフプランでどのタイミングになったら買い替えを検討した方が良いのか?

 

いろいろな考えが、ありますので、ご自分たちで知識を集めることも大事ですが
よろしければ、自分もそうですが、いろいろな専門家の方に、話を聞くことも
大事かもしれません。

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