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2025.02.04

近頃の若者たちの持ち家への考え方が、変わってきているのではないかなということです。

こんにちはアスカ工務店 遠藤です。

 

最近、ネット情報や、同業などの知り合いなどで聞く話ですが
近頃の若者たちの持ち家への考え方が、変わってきているのではないかなということです。

 

自分が家を建てた時は、親の土地を譲り受けたという事もありましたが、
結婚して、子どもが出来たりすると、次は家づくりと普通に考えてましたし
自分に限らず、友人関係や仕事関係でも、そんな話題が普通でした。

 

ただ、今の若者たちは、もちろん個人差はありますが、以前より、どうしても
家はほしいな、とかというより、借家や賃貸アパートでもいいかなと
思っているように感じます。

 

確かに、今は、家を造る住宅建材費も上がり、土地の代金も上がり
家づくりには、大変になってきました。

 

今回は持ち家と借家、賃貸アパートなどを持つ、メリット・デメリット
について書きたいと思います。
記事の内容は、自分以外の不動産屋さんからの情報もミックスしています。

 

 

家計の長期的なプランを考える際に住宅を購入(持ち家)するか、
賃貸に住み続けるかで悩む人は多くいます。
特に子どもが生まれて家族が増えると持ち家か賃貸かによって家計のやり繰りが
大きな影響を受けますが、本来であれば、「貯蓄性があるかどうか」の視点で
判断すれば持ち家の方が圧倒的なメリットがあるかと思います。
その内容を踏まえ、持ち家と賃貸の特徴・子育て世帯が住宅を選ぶ際の
ポイントについて解説をしたいと思います。

 

賃貸暮らしが長いと、購入に踏み切りにくいといった実態がある?

 

賃貸暮らしをされている方で子育てを終えてから検討しようとすると購入に
踏み切りにくいという実態があるようです。
「家を買うのか、買わないのか決めきれない」と迷われる方の多くに、
例えばご夫婦と子ども2人で、2LDKの賃貸アパートに10年以上住んでいるといった場合、
子供のライフイベントである小学校、中学、高校、大学などのタイミングでしか
購入の判断が出来ないといったケースが多くあります。

 

また、子どもの今後の進学先によっては引っ越しをする可能性があるほか、
住宅価格の高騰で今の住まいと同じ程度の間取りでも多額の住宅ローンを
組む必要があるためです。

 

持ち家と賃貸の比較はあまり意味がない?

 

購入と賃貸でそれぞれの費用総額はどうなるのかをシミュレーションしてみます。
例えば、首都圏在住で子どもありの30歳代夫婦を前提に持ち家と賃貸で50年間に
かかる費用を試算したところ、持ち家は概算で8310万円、賃貸は8235万円となった。
差額は75万円にとどまったという結果だけで終わっているケースが多いのですが、
持ち家はその不動産を売却した際に、どのくらいの費用が手残りとなるかを
シミュレーションするとあっという的に持ち家が得となります。

 

更に持ち家と賃貸の比較を深めてみたいと思います。

 

一方、50年間の支出の推移をみると、持ち家と賃貸で違いが出てきます。
持ち家は住宅を購入するとき自己資金(頭金)や購入に伴う諸費用の出費がかさみ、
築年数を経ると60歳など高齢期に一定規模の修繕費が必要となります。
賃貸は契約更新費で小幅な変動はあるものの、ほぼ定額の支出が続くということです。

 

費用以外の違いをみてみると、住宅の設備・仕様面では持ち家が賃貸に
比べ充実していることが多いです。
対面式キッチンで子どもを見守りながら家事ができたり、
各部屋の収納スペースが広かったりします。暮らしやすさでは持ち家に優位性があります。

 

家族構成の変化は、持ち家は間取り変更といったリフォームで対応することができますが、
賃貸は一般に自由にリフォームをすることは困難です。
子どもが増えたときや子どもの独立で部屋が余ったときは、
引っ越しで適切なサイズの物件を選ぶのが一案になります。

 

賃貸は働き方の変化に柔軟に対応できるのが強みとなります。
転勤や転職で勤務場所が遠隔地に変わっても転居しやすく、
負担は引っ越しの費用程度で済みます。
一方、持ち家は売却などの手間やコストがかかります。

 

不動産は「立地」により、資産価値が決まる為、良い立地の不動産購入が出来ていれば、
自宅を保有する事の方が様々な面でメリットがある事が多いです。

 

いずれにせよ、不動産を見る際に「貯蓄性があるかどうか」の視点で判断すれば
持ち家の方が圧倒的にメリットを感じられる場合が多いです。

 

と、書いてきましたが、家はご家族、生活、収入などへのあり方で、決まると思います。

 

 

ただ、一番、考えたいのは、ご自分たちの老後への終着点だと思います。
老後、お子さんたちが戻ってくれるかもしれないし、そうでなければ、少しでも
資産価値の高い家ならば、高齢で施設などに入るようになった際の資金として家を
売ることが出来ると思います。

 

 

 

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