不動産の選び方
こんにちはアスカ工務店 遠藤です。
今日は昨日の続きです。
不動産を買う場合の注意点。
人気のない物件を選ばない。
分かりやすい指標をいくつご紹介します。
まずは現時点で人気のあるエリアであり、人気のある物件であることです。
今の段階で売るのに苦労している物件が、15年~20年経過して、
人気物件になるはずないからです。
現時点で取引量が少ないエリア(ポータルサイトの物件広告数が少ないエリア)、
広告掲載開始から結構時間が経過しているのにまだ売れていない物件が、
多いエリアは人気がないエリアの物件の可能性があるので、注意したいところです。
人気エリアの人気物件は当然ながら他の購入希望者と競合します。
本当に気に入った物件が見つかった場合には早く決断しなければならないと
いうことも理解しておく必要があります。
安全側の判断を
いくつかのエリアや物件を比較・検討する際には、どちらがより安全な選択か?
という基準で検討することをお勧めします。
将来売ることができるのか?のテーマでは、どちらが人口を維持しやすいか
あるいは人口減少のスピードが緩やかが、判断基準になります。
一般に都市中心部へ向かうほど不動産価格が高くなりますので、
価格を重視すると中心部から離れたエリアを選びがちですが、将来売れるかの
判断では中心部に近い方、価格が高い方がより安全の判断となります。
エリアについてはもう一点。最寄り駅までの徒歩分数も指標になります。
最寄り駅から徒歩20分の物件と徒歩10分の物件では、徒歩10分の物件の方が
利便性が良く、検討してもらえる人が多いことが期待できます。
普段、電車ではなく車移動が日常の場合、値段が安いからと安易に
郊外を選択しがちですが、車があれば大丈夫は危険な判断です。
自分は仕事柄、富士市でも上部の大渕地区に行きますが
過去の分譲地では空き家が多くなっています。
今は、車が主でも高齢になり、車移動も大変になってきますので、
せめて、スーパー、銀行薬局、コンビニ等は歩く圏内にありたいものです。
比較的人口が多い地域です。
傾向としては都市部よりも地方の方が人口減少が進行しています。
持続可能な自治体運営のために、全国規模で「人が住むエリア」と「そうでないエリア」
の線引きが行われ、人が住むエリアへの資本の集中が行われようとしています。
自治体レベルで人口減少が懸念されるエリアを選ばなければならない場合は、
よりシビアに人口減少にあっても良い立地にこだわる必要があります。
多くの方が家を買おうと思ったらまず、インターネットの物件広告を
探すところから始めます。
インターネットで気になる物件が見つかったら不動産会社へ問い合わせをして、
物件を内見して、購入に至ります。
少しでも将来売ることを期待しているのならば、検討するエリアの人口動態や
今の状況、ハザードマップなど確認等、物件探しの前にやる必要があります。
当社は「資産価値が落ちにくい住宅購入」を特に中古リノベーションをする場合、
お薦めしています。
中古住宅は基本、町中のほうが、まだ多いので、もし、町中で見つかれば
性能向上リノベーションをして、新築と同じ性能でも新築より安く手に入れる
事ができる可能性があります。
当社は、これから新しい生活を始めるご家族に、その事を提案していこうと
思います。