今日は3月11日、13年前に東日本大震災が発生した日。
こんにちは、アスカ工務店の遠藤です。
今日は3月11日。
様々なネットニュースやテレビ番組でも伝えていますが、13年前の2011年、東日本大震災が発生した日です。
もうあれから13年が経ちますが、私が思い出すのは東日本大震災後の5年後、縁があって被災地の福島県大熊町、双葉町、富岡町へ三度訪問したことでした。
東日本大震災では地震の揺れによる被害というよりも、津波による被害と、福島第一原子力発電所からの放射能汚染が深刻だったと聞いています。
大熊町で見た除染完了という看板は今でも頭に残っています。
ここからは前回の続きの話です。
先週の月、火曜日にコンサルタント事務所のMXエンジニアリングさんのお誘いで、今年1月1日に被災された能登半島輪島市の現地視察に同行しました。
何度も繰り返しになり申し訳ないのですが、この視察はあくまで建築士としての自分が、既存住宅の耐震の重要性やそのあり方を専門家として確認しこれからに活かす為の視察です。
輪島市の地震発生時に起きた火災による焼失面積はかなり広範囲に及んでいました。
Googleマップで震災以前の街を見ましたが、震災前の輪島の街はとても整然としていて綺麗でした。
輪島の朝市通りと言うのかな。
海沿いから入って来た場所も、地域全体が焼けてしまっていました。
現場を歩いていると、虚しい気持ちにもなり、今後同じようなことが起きてはならないと思いました。
今回の視察では、なんでこんなに木造家屋は倒れやすいのだろうと思いました。
しかし見た所築浅の家は、町中でもしっかり建っている家もありましたし、新しい分譲地の家はおそらく全棟問題なく建っていました。
これはやはり耐震等級の高い家か、新耐震でも2000年基準以降の家ではないかと思います。
それと、旧耐震の家でも耐震工事をした家ですね。
家族の生活と家を守るにはそこしか無いかなと思います。